相手の友人・職場に対する心構え

■相手の友人に対する心構え
おたがいに、自分の親しい友人を婚約者に紹介しあい、紹介されたら、その友人とも積極的につきあうようにします。

ことに、女性の場合、なにかのときには、夫の親しい友人は、家族以上にたよりになるものだということもわきまえて、未来の夫の友人とのつきあいを大切にしなければなりません。

ただし、おたがいに、以前にとくべつ親しくつきあったような異性の〈友だち〉は、紹介しあわないほうが、賢明です。

今日では、婚約前に、ひとりのボーイフレンドもいなかったような女性や、ひとりのガールフレンドもいなかったような男性は、まず、珍しいといってよいでしょうが、それでも、婚約期間中に、「これは、ぼくの昔のガールフレンドだ」とか、「この方は、わたしのもとのボーイフレンドよ」などと紹介されて、愉快になる人は、いないからです。

■相手の職場に対する心構え
婚約期間申は、むしょうに、相手に会いたくなったり、相手の声をききたくなったりすることがあるものですが、相手がサラリーマンなどである場合、やたらに勤めさきに電話をかけたり、勤めさきにたずねていって、お茶などに誘いだしたりしてはなりません。

相手の勤めさきには、絶対に電話をかけず、また、勤めさきへは絶対にたずねていかないくらいの心構えが必要です。

そんなことで相手の仕事を邪魔しては、勤めさきにおける将来の伴侶の評判を落とすことになるおそれがあるばかりではありません。

相手から”そういう、公私のけじめのつかぬものでは困る”などと思われて、婚約解消を要求されるおそれがないとはいえません。

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相手の家族とのつきあい方

相手の家族は、結婚すれば、自分にとっても家族になるわけですから、おたがいに、親しみを深めるように努めることがたいせつです。

たとえば、結納取り交わしのときに受け取った、相手方の〈家族書〉を見て、相手方の家族の誕生日をノートなどにしるしておき、だれかの誕生日がきたら、忘れずにお祝いをあげたり、相手方の弟妹などが進学したり、卒業したりしたときには、お祝いをあげたりすれば、その家族も、自分に好意をもってくれるようになるでしよう。

むろん、まだ、家族の一員になったわけではありませんから、あまり、なれなしくしたり、無遠慮にふるまったりすることは、つつしまなくてはなりません。

婚約者同士が、家族の前であまり親しくしすぎるのも、考えものです。

愛情が深まれば、敬意も深まるはずのものですから、家族の前では、婚約者に対する愛情よりも、敬意のほうを強く出すようにすれば、家族にも好感をもたれることになるでしょう。

また、おたがいに、相手の親の気持も察してあげることがたいせつです。

ことに、娘の親は、娘のことについては、なにかと心配しがちなものですから、デートをしたようなときでも、男性のほうが気をきかして、早めにきりあげ、娘の家まで送りとどけて、深夜でないかぎり、二、三十分程度は、娘の親たちとも談笑してから、辞去するようにしたいものです。

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