媒酌人夫妻の服装

結婚式にあたっては、前もって式場までの所要時間を調べておき、十分な余裕を持って出かけたいものです。

式場に着いたら、まず新郎側の控え室に出向いて到着のあいさつをすませます。

親族を紹介されたときは、

「本日はおめでとうございます。

私は媒酌をうけたまわりました○○でございます。

ふつつか者ではございますが、よろしくお願いいたします」

というようにあいさつします。

このあと新婦側の控え室に出向き、同様のあいさつを行います。

媒酌人夫妻の服装は、新郎・新婦の引き立て役として調和のとれたものを着用します。

これは両家の両親も同じで、新郎・新婦が式服で挙式する場合は礼装をしなければなりません。

〈和装の場合〉
紋付き羽織袴が正式で、羽織と着物は黒羽二重の染め抜き五つ紋を着用します。

袴は、仙台平の縞が一般的です。

和装のとき、関西では必ず扇を持つようですが、どちらでもかまいません。

ただ、持っていると何かと便利です。

媒酌人夫人の場合は、五つ紋の黒留めそでが正式です。

一般に帯留めは使いませんが、使うとしてもキラキラ光るようなものは控えます。

〈洋装の場合〉
昼間はモーニング、午後四時以降の挙式はホワイトタイといわれる燕尾服が正式です。

しかし、実際は、昼夜に関係なく媒酌人はモーニングを着用することが多いようです。

媒酌人夫人の正装は、昼間はフォーマルなアフタヌーンドレス、夜間はイプニングドレスです。

バッグは、ワニやトカゲのような皮革製品は避け、ビーズやラメ入りのものか金銀のエナメル製の華やかなものが適当です。

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披露宴や結婚式の当日

披露宴の進行を任せる司会者や録音係、連絡係などには、当日改めてよろしくお願いする旨のあいさつをし、ねぎらいの言葉をかけます。

茶菓の接待をするのはもちろんですが、宴が始まってしまうと各スタッフは食事どころではなくなるので、場合によっては軽い食事をすすめることも必要です。

披露宴がお開きになったら、ひとりひとりにお礼のあいさつをするのも忘れてはなりません。

挙式・披露宴での大切な役割をお願いした媒酌人夫妻には、最後まで礼を尽くします。

披露宴が終了して参列者が引きあげたら、両家そろって「無事にすみまして、まことにありがとうございました」とていねいにあいさつし、帰りの車の手配をして出口まで見送ります。

媒酌の労をとっていただいたお礼は、後日改めて自宅に伺ってするのが普通ですが、最近は簡略化して式場ですませてしまうケースもあるようです。

しかし、こうしたことは感心できません。

挙式当日、迎えの車がさし向けられたらそれを利用しますが、そうでない場合は、遅くとも三十分前には式場に到着するように心がけましょう。

定刻ぎりぎりに着いたのでは、周りの人によけいな心配をかけてしまいます。

原則として、媒酌人が遅刻しても挙式は予定した時間どおりに行われます。

とはいえ、大役を引き受けておいて時間に遅れるなど、こんな恥ずかしいことはありません。

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