鈴木俊一元東京都知事「生涯青春のための四快は快食、快動、快眠、快便にある」

鈴木俊一元東京都知事は「生涯青春のための四快は快食、快動、快眠、快便にある」とし、快便を付け加え、そのためには「毎日野菜をたっぷり採りなされ。水をたっぷり飲みなされ」とされている。

そこで、次に大事なことがある。

「なぜそうするのがよいのか」「なぜそれをしてはいけないか」の理由である。

一般にシニア層が行動を起こすとき、実行する場合には、なぜそうするか、しないかと納得して初めて行うという特色がある。

もしそれがない場合には一過性の行動に終わり、忘れ去られて長続きしないのである。

逆に、理屈が分かっていると長続きし、効き目も出やすい。

例えば、有名なテレビ番組で「紅茶を飲むと呆けない」と放映されると、その日のうちに商店に紅茶がなくなるほど売れる。

しかし、翌日はほとんど売れなくて商店の在庫が増えるという話がある。

それは、番組を見ている人々が、なぜ紅茶を飲むとボケに効くかの理由も分からず、納得もせず、その場限りにただ聞き取るだけだからである。

「なぜ運動するのがよいのか」「なぜ太ってはいけないのか」「ビタミン・ミネラルとは何か」「なぜ摂取すべきなのか」などについて、専門的な知識はなくてもある程度の生物学的な常識に基づいて、これを受け止めているのと、そうでない場合とでは、理解も異なり、対応行動もおのずから違ってくる。

シニア

シニアは元気!

シニアは昔のお年よりと違って元気である。

実際に六五歳以上の有訴者率(病気や怪我・腰痛肩こり等の自覚症状のある人)は男性四七%、女性五三%もある。

通院患者は男女とも一三%、入院患者は同じく四%と決して少ないというわけではない。

この中には世間でよく言われる一病息災、場合によっては多病息災の人々もかなり含まれるのが実情である。

しかし、今の時代、なかなか死なない、いや、「死ねない世の中」

になってきている。

全死亡者数のうち半分は八〇歳以上の人であり、八〇%は六五歳以上である。

また、六五歳以上の死因は、ガン、心臓疾患、脳血管症で、三つ合計で約六〇%である。

これに肺炎と老衰を加え、五大死因では七〇%になる。

つまり、遺伝病か習慣病かで死ぬ率が決定的に高いのである。

遺伝病はともかく、大部分が生活習慣が原因の病である。

最期まで健康で長生きするためと銘打って、多くの識者専門家の忠告や情報が多い世の中である。

ここで、まずシニアが日常生活において注意すべきことに関して先達の教えを並べてみた。

ならば、日常生活を健康であるように保つことに努力し、定期的に医療検査を受け、病があるなら早いうちに治療すること等を心がければ、グーストンが可能だろう。

そして、これらの教えは決して奇抜なものではなく、いずれも「食・寝・運動の三つを適量にして、これを日常習慣にせよ」ということである。

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