熟年世代の余生プラン

熟年世代が余生プランを考えるにあたって本当に大切なことは、自分がどういう生活、どういう交流を望んでいるのか、何が向いているのかを、しっかり把握することだ。

老人ホームやグループホームでの生活についても、同様のことがいえる。

いや、そのような施設では、通常のマンションに比べればもちろんのこと、ケア付きマンションでの生活に比べても、格段に入居者同士の共同生活度は高い。

極端なことをいえば、自室(寝室)以外は、リビングもダイニングも共同の場なのである。

しかも、そうした施設を利用するにも、かなりの高額の費用が必要なのが現状だ。

自分の希望と完全に合致する施設がなかったり、あっても高かったり、さらには入所してから問題点を発見しても、容易に出ることもできない。

戦後の日本社会は、戦前戦中の全体主義的傾向への反省から、個人の権利を尊重する社会を目指して、これまでやってきた。

家族の問題についても、家長主体の家制度から、夫婦中心の核家族へ、さらには「結婚を奨めるのはセクハラ」というのが常識となった。

熟年結婚