シニア結婚後の海外移住

シニア結婚した人たちが老後を海外で過ごすなら、日本人はどういった国や地域で暮らしたいと考えているのだろうか。

ロングステイ財団がシニア・熟年層を対象に行った希望地域調査を見てみると、人気の国は次の通りだ。

<1993年>
1位ハワイ

2位カナダ

3位オーストラリア

4位アメリカ西海岸

5位ニュージーランド

<2000年>
1位オーストラリア

2位ハワイ

3位ニュージーランド

4位カナダ

5位スペイン

<2004年>
1位オーストラリア

2位マレーシア

3位ハワイ

4位カナダ

5位タイ

こうしてみると、まず人気が高いのは太平洋に臨む英語圏の国々であり、次いで比較的治安のいい東南アジアの国の名前がならんでいることが分かる。

そのなかに、スペインだけがヨーロッパの非英語圏でありながら、ポツンと入っているのが印象的だ。

実はスペインは、現在のところ、英米人にとっての、最良の「老後ステイ国家」なのである。

昔からイギリス人には温暖な南ヨーロッパ、地中海地域への憧れがある。

18~19世紀前半にはイタリアが、英国の紳士や老嬢たちのロングステイの場になっていた。

当時、英国は厳格な身分制社会で、紳士クラスは金儲けのための仕事に従事しないのがふつうだったから、若くても「年金暮らし」のようなものだった。

 シニア 結婚

シニアが余生を暮らす場所

熟年・シニア層を対象にしたアンケート調査では「余生はいつまでも慣れ親しんだ自宅や地域で暮らしたい」という人が大勢を占めているとか。

それを受けて行政も在宅介護の充実をはかり、介護保険を導入したといわれています。

たしかにこの制度のおかげで、介護が必要なシニアを抱える家族は、物心両面で大助かりをしているのは事実です。

しかしシングルで要介護となったシニアには限界があります。

「単身けん」の検討会では、要介護3になったら施設か共同生活に移るほうがよいというのが共通認識です。

ではどこに?ということになりますが、選ぶときはまず自分の性格をよく理解することです。

それも要介護3の認定が出る前に。

心身ともに衰えてからではできない作業だからです。

とくに協調性の有無は大きなカギとなりますので、冷静に自問自答してみましょう。

できれば元気なうちに体験入居をしておくことをお薦めします。

一人で暮らす自信がなくなってきた、気の合った人同士で暮らしたいという人は、

「共生型住まい」といわれる住居をお薦めします。

年々、シニア向けのものが増えています。

いずれ来る要介護期を想定して、建物内をバリアフリーにしていたり、介護保険対応の「グループホーム」に転用できるように建てたものなど中身も充実しています。

シニア