人がより住みやすい土地を求めて移動するのは当然のこと

「田舎暮らし」や「海外生活」は、住みにくい日本の都合から、自分だけが脱出して楽に暮らそうという行為である。

このようにいうとエゴイスティックなように思われるかもしれない。

だが当人だって、それまで暮らしてきた都会や郊外が住みやすければ、わざわざ脱出なんて考えなくてすむのだ。

だからこれは、都市政策やシニア対策の不備のせいでもある。

江戸時代にも藩財政が逼迫して年貢があまりに過酷になると、農民は先祖代々の住みなれた土地を捨てて、他領に逃げることがあった。

逃散である。

逃げられた側は、これを不徳行為として非難したが、逃げ込まれた側は、これを歓迎した。

人がより住みやすい土地を求めて移動するのは当然のことだ。

それにしても、住民がそれまでの人間関係や生活慣習を捨ててまで移住するというのは、何よりも為政者にとって恥ずべきこととされたのである。

今、それが日本で起きている。

都会からの脱出ばかりでなく、北海道夕張市のように、財政破綻・財政逼迫の地方自治体からの”脱出”もふえることが予測される。

熟年結婚

熟年結婚夫婦のアメリカ、カナダへの移住

シニア・熟年結婚をしたカップルが米本土に移住する場合、ロスアンジェルスやサンフランシスコのような都市部で暮らすとなれば、住居費などの生活費は、東京で暮らすのとほぼ同じ、あるいはより多く必要となるのは、いうまでもない。

アメリカは広いので、地方なら安い住宅はいくらもあるが、そうした土地では有色人種に対する差別や偏見が強いことを覚悟しなければならず、到底快適な生活は望めない。

黄色人種に対する差別の問題は、日本にいるときはあまり意識せずにすんでいるが、英語圏で暮らす場合、第一に念頭に置いておかなければならない問題だ。

これはカナダやオーストラリアでも変わらない。

日本は有色人種のうえに、第二次世界大戦の敗戦国なのだ。

いくらあなたが、個人的に「あの戦争は間違っていた。日本政府は悪いことをした」といっても駄目なのであって、そんなことを口にすれば、「有色人種」「敗戦国民」、さらには「自分の祖国を侮辱する非国民」というレッテルが貼られるだけだ。

カナダでは、バンクーバーが古くから日系移民の伝統があり、今でもロングステイを希望する人々の憧れの的だ。

ハワイよりもしっとりと落ち着いたムードなのも、人気の秘密なのだろう。

バンクーバーで自炊の出来るアパートメント・ホテル(ワンルームのウイークリー・マンションと思えばいい)なら、月に約1500カナダドルほどで借りられる。

食費その他の諸経費を1000カナダドルと見て計2500カナダドル、日本円にして26万円弱が必要だといわれている。

熟年結婚

イギリスの熟年結婚カップルがスペインに移住していたワケ

イギリスの特権階級の熟年・シニア世代はかつて、英国にいると体面を保つための出費が嵩むこともあって、自国にとどまるよりも、好きな外国に出ていって、そこでつましく自由に暮らす道を選んだ。

現代日本の「年金暮らし世代」や「熟年結婚カップル」が海外に向かうのと、ほとんど事情は同じだったのである。

さすがに今日では、英国にもそうした階層の人は少なくなった。

だが仕事をリタイアした人々のあいだには、かつての紳士階級への憧れとノスタルジーが、今でもある。

それに英国の寒さと湿気は老いてくる身にはこたえる。

だから今でも、温暖な気候と地中海文化の歴史に培われた南欧の風土は、アングロ・サクソンにとって憧れであり続けている。

とはいえ、イタリアやフランスの別荘地は地価も物価も高くなっている。

そのために、スペインの人気が上昇したというのが、近年の状況だ。

経済産業省などがシルバー・コロンビア計画でスペインを「移住地」にあげたのにも、こうした背景があった。

日本人の海外ロングステイの底流には、理想としては英国風リタイア・ライフの文化伝統を模倣したいという心理がある。熟年結婚

もちろん、引退後の生活地として、風景が美しく、気候が温暖な地が望まれるのは、世界共通だ。

 熟年結婚

シニアと相互依存

根本的な相互依存が人間世界の本質であるが、しばしば依存が一方的になったり、権利として求められることがあるが、それはシニアにとっては悲しいことである。

社会契約によって、一方には依存の権利が与えられ、他方には被依存の義務が与えられるとするのは、近代的な思想や法律によって成立しうるものであろうが、シニアにとっては好ましくない。

それは人間世界は根本において相互依存的な、持ちつ持たれつの関係にあるもので、けっして権利義務の問題ではないと信ずるからである。

シニアにとっての福祉は、それが老年期において一つの具体的形態をとっただけのものである。

したがってシニアだけに特別の権利が与えられるわけでなく、老若ともに本質においては相互的、双務的(双方が義務を負うこと)でなければならない、というのが老いの信条である。

たとえ体力的には他人に依存しなくてはならなくとも、その人の一生の証として他者に与えられるものがあるはずである。

自然への親和年とともに自然との親和はつよまる。

これには東洋文化、とくに日本文化の中で育ったことが大いにあずかっているかもしれないが、それだけではなく、もっと本質的なものがあるのではないかと思う。

シニアになると山川草木との親和が増すが、やがてそれとの心の対話、交流ができるようになれば、老いはまことにすばらしいものとなる。

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老いの開花

老いに関してはさまざまな固定観念、あるいは偏見、俗説などが入り乱れています。

それらから解放されて、とらわれない偏らない自由な目で自分自身の老いの姿を直接に全体的にとらえること。それを「老いの開花」といいます。

それには老いを現実に生きているシニアが、年齢など構わずにその心眼を自分自身の内に注がねばなりません。

そして老いといわれるものが身体のどこかにあるのではなく、実は老いて生きている自分自身の在り方のすべてがそれなのだということを自覚しなければならなりません。

「老いの開花」とは、このように心身の全体性に、とくに老いを越えて在るものに目ざめること、あるいは老いのいのちそのものに目ざめることだといえます。

人間はどんなに年をとっても、その人固有の性質や能力に多少の変化があっても、本質は依然として人間です。

しかし、老いによるそれらの変化が顕著になると、その変化、とくにそのマイナス面や欠陥面だけが注目され、強調される傾向があるのです。

とくにあらゆることが急激に機械化されていく現代社会では、老いにともなう生産価値や利用価値の減退がとくに重視されます。

そして、それがあたかも人間としての価値や、社会構成員としての適格性を全面的に失う最重要因子であるかのようにとり扱われる傾向をつよめてきました。

定年退職後の心と体のトラブル

老年期にかならず起こるものとして、定年退職をはじめとするさまざまな好ましくない変化があります。

それらにどのように対応するかによって、その後の幸、不幸が決められます。その対応を規定するものは、それまでに身につけた習慣、態度、および老いについての覚悟、見通し、心の準備などです。

定年退職のあとには、心身の調子に狂いを生ずる人がきわめて多いです。

もっとも重症なのがうつ病、ついで神経症、心身症などです。そのほかそれまで気づかなかったからだの潜在性故障があらわになってくることもあります。

人は敷かれたレールの上を走っているときは安心していられるが、ある時点でレールが途絶えると、虚脱、不安、焦燥感におそわれるのです。

行き先をしかと見すえられない人は走りぬく意欲がわかず、挫折感のみがその人の心を占めてしまいがちです。

体力の下降と相まって必要以上に老人意識にとらわれる人も出てくるのです。

ともかく定年退職は人生最大の危機で、多少なりとも心身の障害を起こすのが通例です。

幸い再就職してひどい打撃を受けないですんだ人も、やがては再退職しなければならなくなるので、同様の問題が起こります。

熟年結婚なら、結婚相談所「シニアブライダル」がおすすめです。

熟年結婚を成功させるコツ

熟年結婚を成功させるカップは、趣味や好みから出身地、生活レベル、意見や価値観など似ている点が多いです。

また、同じ大学のクラブで一緒だった、会社の登山部で知り合った、同じミュージシャンが好き、映画好きで映画の話をよくするなど、何らかの共通点があります。

このように、共通点のある熟年の男女が親しくなる法則を、「想定類似性」と呼びます。

対人社会心理学では好意が生じる第一の基本的要因は、相手との共通点を挙げています。

相手に好意を持つのは、相手の外見や社会的に成功しているかどうかではなく、「自分との共通点」なのです。

似ている人は親しくなりやすく、長いつき合いに発展しやすいのです。

初対面でも郷里や出身大学が同じだと知っただけで、何となく親しみを覚えて、相手を好意的に評価するのもそうした理由によるものです。

したがって、熟年になってから異性と親しくなりたい場合は、会話の中でその人との共通点を探す方が効果的です。

趣味やテレビの話、家族のこと、学生時代の出来事、何でも構いません。

接点を見つけて、そこから話題を広げていくのです。

相手にとって関心のある話題なら、会話は弾み、相手もあなたに関心を持つでしょう。

楽しい会話ができれば、次もまたあなたと会って話したいと思うようになるはずです。それが最終的にはステキな熟年結婚へとつながっていくのです。

熟年結婚なら、結婚相談所「シニアブライダル」に相談しましょう。

似たもの同士の熟年結婚

「現代の結婚には、誤ったパターンが2つあります。1つは似た者同士の結婚、もう1つは自分のパーソナリティを埋め合わせてくれる相手との結婚です」

これは、イギリスの心理学者アイゼンクの言葉です。古今東西を問わず、その二種類のカップルが多いことを皮肉にした、一種のブラックユーモアでもあります。

実際、似ていて釣り合いが取れている「似た者」のシニア同士による熟年結婚は多いです。「類は友を呼ぶ」というように、シニアの友人同士も互いに似ていることが多いです。

ちなみに、アメリカで行われたこんな調査があります。

ある老人ホームに入った熟年の男女たちが、どんなふうに友人関係を作っていくかを半年間、追跡調査したところ、最初は物理的に近い人……同室や部屋の近い人同士が仲良くなりました。

近くにいれば、言葉を交わすことも多いです。

しかし、次第に趣味や好み、考え方や価値観などに共通点のある熟年男女同士がグループを作っていきました。

人は自分にはないものを持っている人に最初は興味を持つが、やがて考えも意見も違うことに疲れを感じるようになります。

一方、自分と考え方や価値観が似ている人とは、新鮮さは感じないものの、気楽につき合えるし、言葉に出さなくてもわかり合えるといった安心感があります。

長いつき合いや結婚に発展するのは、熟年やシニア層の場合はとくに、やはり似た者同士であることが多いのです。

熟年結婚なら、結婚相談所「シニアブライダル」に任せるのがベストです。

熟年結婚したいなら出かけよう!

熟年結婚したいときは、知人をできるだけ多く作りましょう。

知人が多いからといって、何も困ることはありませんし、よい関係を維持することと親友になることとは必ずしも一致しません。

極力招待に応じて、個人のパーティーやさまざまな社交の場へ出席するようにしましょう。

そういう場所では、一ヵ月かけて出会う男性よりも大勢の男性と、一晩で出会えることもあります。

また、公共の場所や行事にも出ましょう。

地域の集会所が提供する一連の講座を受けたり、音楽行事や劇を見に行くのもいいでしょう。

女友達と行けばいいですし、男性は間違いなくそこにいます。

最後に、絶対必要でない限りは、とにかく家にいないことです。

外出する機会があれば、極力出かけて行きなさい。

行く機会がなければ、自分で作るのです。

例えば、日曜の朝は公園に行くのです。

午後は、友達を散歩に誘って、別の友人の家を尋ねる理由を見つけましょう。

その日のうちに新しい知り合いができたり、前からの知り合いに会ったりするかもしれません。

家にいれば、恐らく誰にも会わないでしょう。

食事と睡眠と勉強のときだけ家にいればいいのです。

熟年結婚のことならシニアブライダルにご相談下さい。

熟年結婚したいなら、自分の性格はどうであっても、外出好きの人間にならなければなりません。

お祭りや展示会、競技会、あらゆる種類のスポーツ、パレード、ピクニック、会議などに出かけて行きましょう。

熟年カップルのちょっとした「遊び心」

60代、70代、80代の独身男女のつきあいの場では、いろいろと駆け引きをするよりも、誠実な姿勢を貫き通すほうが、よりよい人間関係の構築への近道です。

正直は最上の策といわれている通りです。

しかしまた、熟年世代の心理は微妙なもので、単調なものには飽きて、多少はくだらないことであっても変化を求めたりします。

すなわち、ときには人生にアクセントをつけて、面白おかしくするような要素を欲しいと思うのです。

もちろん恋愛や結婚についても、この点は変わりません。

誠実であることは大原則ですが、ときには多少のテクニックを使うのも必要です。

相手の心をもてあそんだり、自分だけが有利になったりするようなことでなければ、スムーズな交わりのためには有効です。

熟年カップルにこそ、一種の潤滑油的な働きが必要だと考えればいいでしょう。

例えば、ふざけ半分にすねた態度を見せるとか、ほかの異性についてことさらに感心した風情を見せるとか、相手の心に小さな揺さぶりをかけるのです。

もちろん、そのあとでそのような揺さぶりが、効果的にプラスの方向に働いた点を確認しておく必要があります。

もし、結婚の話を進展させるうえでマイナスの結果になったと思ったら、ただちに軌道修正をしておく必要があります。

本気ではなかった点を何らかの方法で相手に伝えるのです。

 
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