式場へのお礼・結婚式を終え出社時の心得・新居祝い

■式場へのお礼
結婚式の際は、挙式料とは別にお礼を包むのが一般的。

祝儀袋の表書きは、神式なら「初穂料」、仏式なら「寿」。

キリスト教式なら白封筒に「献金」と書く。

下段には両家名を並べて書く。

金額の目安はいずれもおよそ五千~一万円。

■結婚式を終え出社時の心得
新婚旅行を終えて出社する最初の日は早めに出勤する。

媒酌人をお願いした上司や披露宴の世話係をしてくれた人、披露宴に出席してくれた同僚にお礼のあいさつを忘れないように。

新婚旅行のおみやげは、菓子やタバコ程度で充分。

部署の同僚へは、みんなで分けられるもの、食べられるものを。

なお、新婚当初は周囲の注目を集めるもの。

なるべく早く気持ちの切り替えをして、仕事に精を出すようにしたい。

■新居祝い
新居の披露に招かれたりしないかぎり、部課単位のお祝いはしないのが一般的。

親しい間柄だったら、個人的に祝う。

管理職(部課の部長、課長など)が新築したような場合には、部下を新居に招くことが少なくない。

部課員がそろって招かれたようなケースでは、みんなで祝い金を出し合って持参するのがよい。

金包みの表書きは「寿」「祝御新築」、水引は蝶結びとする。

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謝辞の四つのポイント・お開きとなったら

■謝辞は四つのポイントを押さえて
閉宴三十分前になったら、受付係や世話役は連絡を取り合い、披露宴がお開きに近づくといって、受付の準備をすませる。

招待者が来賓に対してする謝辞及びあいさつは、新郎の父親が代表して行う場合が多いが、新郎新婦でも、ほかの親族でも差し支えはない。

ただし、だれが行うにせよ、内容としては、
(1)多忙な時間をさいて披露宴に参列してもらったことに対する感謝の気持ち
(2)媒酌人夫妻の労に対する感謝の気持ち
(3)今後の新郎新婦に対する指導、支援を依頼する言葉
(4)披露宴での不行き届き、失礼をわびる言葉
の四つは織り込むようにする。

親族のあいさつは、披露宴の大切な締めくくりなので、簡潔明瞭でいて心のこもったものにしたいもの。

謝辞は、新郎新婦、両親は起立して行い、あいさつがすんだらそろって一礼する。

■司会者のあいさつで宴がお開きとなったら
新郎新婦、媒酌人夫妻、両親がまず退場し、次いで招待客が順次退場することになる。

先に退場した新郎新婦、媒酌人夫妻、両親は、出迎えのときと同じように、会場の出口に並んで招待客を見送る。

招待客がかける言葉には、笑顔で「ありがとうございました」とあいさつする。

このとき、話を長引かせて退場の列をとどこおらせることのないように注意しなければならない。

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記念撮影では並び方を把握しておく・親族紹介での挨拶の仕方

■記念撮影はおおよその並び方を把握しておく
結婚式がすむと、両家合同の記念撮影が行われる。

ただし、場合によっては、親族紹介を先に行うこともあるので、その場合は事前に確認をとり、媒酌人にも知らせておく必要がある。

並び方は係員の指示に従えばよいが、カメラに向かって前列右中央に新郎、左中央に新婦、媒酌人は新郎の、媒酌人夫人は新婦の隣にそれぞれ座るのが普通。

中央からわきへ順にそれぞれの父親、母親、祖父母や兄弟が並び、後列には親族が、それぞれつながりの濃い順に中央から両わきへ並ぶようにする。

新郎は和装なら白扇を、洋装なら手袋を右手に持ち、左手は軽く握って膝の上におく。

なお、記念写真は、写っている人全員に送るようにする。

■親族紹介では、本人との関係と姓名を述べる
挙式のあと、両家が控え室で全員顔を合わせて、親族紹介が行われる。

それぞれ父親を先頭に、母親、兄弟姉妹、親族が一列に並んで席に着く形が一般的である。

媒酌人が両家の全員を紹介する場合もあるが、それぞれの父親だけを紹介し、父親が出席者を紹介する形にすることが多い。

そのときは、新郎の父親は自分の親族について、新郎との関係、姓名を述べて、それぞれを順に紹介していく。

新郎側が終わると、媒酌人が新婦側の父親を紹介し、同様にする。

父親ではなく、新郎新婦が、それぞれの親族を紹介する場合もあるが、そのときも要領は同じである。

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三三九度とは

三三九度(神前結婚式では「三献の儀」という)は神前結婚式のほか、家庭結婚式や人前結婚式などでも行われ、夫婦の契りの儀式としては最も一般的な儀式である。

神前結婚式の場合、小(一の杯)、中(二の杯)、大(三の杯)の三つの杯で二人が交互に御神酒を飲み干していく。

順番としては、一の杯はまず新婦から新郎へ、二の杯は新郎から新婦へ、三の杯は再び新婦から飲んでいく。

式によっては、一の杯が新郎からとなる場合もある。

新郎新婦は起立して、巫子の注ぐ御神酒を杯に受け、杯に二度口をつけて、三度目に飲み干すようにする。

お酒が飲めない人や、すぐに顔に出る人は、口をつけて飲むまねをするだけでもかまわない。

家庭結婚式や人前結婚式で三三九度の儀式を行う場合でも、要領は同じ。

巫子の代わりに媒酌人夫人や介添人が酌を行い、一の杯から順に飲み干していくが、人前結婚の場合は、ワインによる乾杯や、婚姻届への署名捺印、または誓約文などを読み上げて儀式とする場合も多く、必ずしも三三九度を行う必要はない。

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披露宴で両親は、関係者全員に挨拶する・挙式は係員の指示に従う

■関係者全員にきちんとあいさつを
式場に到着したら、両親はまず関係者へのあいさつをする。

相手側の両親には「幾久しくよろしくお願いします」とあいさつの言葉を述べる。

媒酌人にも新郎新婦ともども、「本日はよろしくお願いいたします」とあいさつをすませる。

司会者や世話役、美容師、着付け係、会場係などにもあいさつし、先に渡しても差し支えない人には、ご祝儀を渡すようにする。

また、挙式前に時間があったら、ロビーなどに出て、来賓にあいさつし、初対面同士の来賓を引き合わせて紹介するのも、両親の役目の一つである。

■挙式は係員の指示に従えばよい
どんな形式で挙式する場合でも、係員の指示に従えば、とどこおりなく進行するようになっている。

そうはいっても、予備知識を持っているほうが思わぬ失敗もふせげる。

式次第についての知識は、前もってひととおり押さえておきたい。

たとえば式場への入り方、玉串の捧げ方、三三九度の杯の交わし方など、だいたいのことを知っておけば、その場になってまごつかなくてすむ。

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結婚式の当日の心構え

結婚式の当日は、新郎新婦も両親も当然緊張していることだろう。

長い一日が始まるのだから、緊張するなというほうがムリな話だろう。

しかし、これまでの準備の忙しさからは多少解放される。

当日は、新郎新婦や両親は、式場の係や司会者などがリードしてくれるスケジュールをこなしていけばいい。

当日、新郎とその両親が前もって知っておきたい事柄を進行順にあげてみよう。

早めに起床し、時間的な余裕を持って式場に出かけるようにしたい。

食事も、充分にとっておくこと。

結婚式や披露宴が始まってしまうと、食べる機会がなくなってしまうものだからだ。

ただ、水分は控えめにしておくほうが無難だろう。

トイレに立って、新郎の姿がたびたび見えなくなってしまうのは好ましくない。

疲れやすい人でなければ、入浴して気分をさっぱりさせるのも効果的である。

身支度がすんだら、手荷物をチェックして、忘れ物がないかを確かめる。

新郎は、遅くとも一時間前には式場に入りたい。

控え室などで身支度を整えたら、本人、両親はまず媒酌人にあいさつし、その後、本人は司会者や世話役と最終的な打ち合わせをする。

控え室では、式場の係員から結婚式の式次第についての説明がある。

式の途中でわからなくなっても、係員が教えてくれるのであわてることはない。

控え室へは親戚や友人たちが祝福に来ることもある。

笑顔でお礼のあいさつをするように心がける。

緊張もほぐれよう。

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諸届の準備・挙式前日の心得

■諸届の準備
書類は一週間前に用意しておく。

婚姻届や住民登録は、新生活を始めるのに欠かせない大事な手続きである。

挙式の一週間前までには取り寄せて記入しておき、当日署名捺印すれば、すぐに届けられるようにしておく。

婚姻届は、市区町村の役所で二十四時間受け付けられる。

日曜日・祝日でも受理される。

両人が同じ本籍地の役所への届け出なら婚姻届は一通。

一方の本籍地の役所へなら、相手の戸籍抄本と婚姻届が二通必要。

いずれの本籍地でもないときは、両人の戸籍抄本各一通と婚姻届二通が必要である。

また、住民登録は結婚前に旧住所地の役所で転出届を出し、新居に移ってから十四日以内に転入届を新住所の役所に提出する。

期限を過ぎると罰金をとられる場合もあるので注意すること。

■挙式前日の心得
当日のためにゆっくり休養する。

挙式当日は、本人はもとより両親もたいへん緊張するものである。

前日まで忙しく駆けまわって、疲労を重ねるようなことは避けたい。

前日は、式場に持参するものや新婚旅行の荷物などのチェック、式場とのスケジュールの最終確認、媒酌人、司会者などへの電話でのあいさつなどをすませる。

あとは食事をたっぷりとって、家族との団らんでリラックスするように努める。

早めに就寝し、睡眠を充分とって、すっきりした気分で挙式の朝を迎えるようにしたいもの。

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控室での挨拶

■父母控室は新郎側と新婦側に分かれ、媒酌人には男性は新郎側、女性は新婦側の控室で式を待っていただきます。

ここで親は媒酌人に「本日はお忙しいところをお運びいただき、誠にありがとうございます。」と挨拶をしておきます。

新郎、新婦にも同様に挨拶をするように伝えておきましょう。

来賓はまた別の控室が用意してある場合もありますが、最近は同じ部屋であることが多いようです。

このときは、媒酌人の居場所がないようでは困ります。

媒酌人がロビーなどをウロウロしている姿は、あまり見た目のいいものではありません。

新郎あるいは新婦の近くにいていただくように声をかけるようにしましょう。

■披露宴の時間が迫ってくると、来賓が次々といらっしゃるでしょうから、主賓の方には媒酌人をご紹介します。

また「この度、媒酌の労をおとりいただく、○○様ご夫妻でいらっしゃいます。
今後ともご指導、ご鞭撻いただきたく、これから親戚の紹介をさせていただきます。」

と親戚を一人ずつ紹介するのも、親の役目といえます。

また、両家の親は来賓に一人一人挨拶をしなければなりません。

新婦の親であれば、きれいに着付けをして、白粉で化粧をした娘の近くに来賓を誘って「声をかけてください。」と勧めましょう。

■親は控室では気を配り、とくに新郎新婦の若い友人たちが緊張せずくつろげるような雰囲気をつくりたいものです。

お開き後は立ち礼で来賓の皆様をお送りしますが、媒酌人には、

「お忙しい中、お世話いただき本当にありがとうございました。
とどこおりなく縁組をお納めいただきまして、厚く御礼申し上げます。」

と新郎の父親からお礼の挨拶をします。

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ヘッドドレスとアクセサリー・貸衣装の利用

■ヘッドドレス・アクセサリー
もっとも一般的なヘッドドレスというと、リース(花輪)、クラウン、ティアラといった飾りに、チュールのべールが付いたものです。

アクセサリーはドレス姿を引き立たせるためにはなくてはならないものです。

ネックレス、イヤリングがその中心となりますが、真珠の清純な輝きがもっとも好まれているようです。

その他にもグローブや靴が必要です。

グローブは、ドレスの袖が長ければ短いもの、袖が詰まっていれば長いものとします。

靴はパンプスがいいでしょう。

ドレスと同じ布地のものが一番しっくりします。

■貸衣装の利用
今日では、新郎新婦とも結婚衣装はほとんど貸衣装です。

一生に一度しか使わないものですから、あれほど高価なものを買うのはもったいないというのも頷けます。

貸衣装を借りるときには、まず予算を決め、それよりも安いランクのものから見ていきます。

また、純白であるかどうかは照明の関係からなかなか見分けはつきません。

純白のハンカチを持参して見比べてみるといいでしょう。

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結婚通知を送る・上司や同僚への挨拶

■結婚通知を送る
披露宴にお招きできなかった方、また急用で出席できなかった方には内祝をお送りすると同時に、滞りなく式が終了し、結婚したことを報告する手紙を媒酌人の名前、式場、日付を文面に入れ、二人の名前で妻側には()に旧姓を記して送ります。

披露宴にお招きした方にも新居の住所をお知らせする意味で礼状を出された方がいいでしょう。

これも親としてアドバイスしておきたいことです。

■例文■
拝啓
錦秋の候、ご尊家皆様、ますますご盛祥のことお慶び申し上げます。

さて、私どもこの度、鈴木徹様ご夫妻のご媒酌により、十月十日、○○ホテルにて結婚式を挙行いたしました。

若輩な二人でございますが、今後とも何卒よろしくご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

なお、式後、ささやかながら左記に新居をかまえました。

お近くにお越しの際、是非お寄りください。

お待ちしております。

略儀ながら書面をもちまして、ご挨拶申し上げます。

敬具
平成○○年十月吉日
朝日 昇 輝子(旧姓 佐藤)
住所
電話番号

■上司・同僚への挨拶
会社関係は初出勤の日にまとめて挨拶しておきます。

同僚の場合、お礼はとくに必要ありませんが、上司の場合はハネムーン先のお土産か、御祝儀として決まった物、たとえば、鰹節やタオル、ワインなどで十分です。

のし紙には二人の名前を入れておきましょう。

ただし、会社によっては冠婚葬祭の慣習がありますから、本人に調べさせて、その方法に従うのがいいでしょう。

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